ビール類

17年は各社プラス計画/主力に戦力集中で攻防/16年課税数量は97・6%、過去最低/アサヒ7年連続首位、シェアアップ

 ビール大手5社(オリオンビール含む)の2016年ビール類課税出荷数量は前年比97・6%の4億1476万5000ケース(大瓶換算)で12年連続減少、過去最低の記録となった。ビールは缶が100・3%と2年連続でプラスとなったが、構成比の大きい第3四半期が95・4%だった影響が大きく、年間で98・0%と2年ぶりにマイナス。15年に96年以来19年ぶりに増加したのを維持できなかった。今年は各社が揃って実績クリアの計画を組んでおり、主力ブランドにより戦力を集中させた攻防が注目される。

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2017年1月17日