大手流通グループの17年2月期業績

2大流通グループとも増益

 大手流通グループの17年2月期業績は、セブン&アイ・ホールディングスが減収増益、イオンは増収増益となった。今後は、セブン&アイは、主力の国内コンビニ事業で、チームMDやベンダーの機能といった自社の強みを最大限に発揮し、ライフスタイルの変化に対応した新たな店づくりを展開していく。収益に課題を抱えるイトーヨーカ堂は、新たな経営体制で改革を推進する。イオンは、各事業ごとにセンターや情報システムを独自に再構築する計画で、各業態や展開エリアにあった経営基盤を整備するなどして、地域密着を進めるとともに現場力を高める方針だ。

会員登録に進む
続きを読む(会員限定)

2017年4月18日