清酒

新商品、季節限定で夏需要喚起/16年度FYは2・4%減、300万石割れ/飲酒層開拓がより急務

 清酒の課税数量は、日本酒造組合中央会調べの16年度FY(16年4月~17年3月、各月概数合計)で、前年比2・4%減の53万5978kl(約297万8000石)となった。15年度は0・1%減とほぼ前年並みに持ち直したが、16年度は再び減少幅が拡大。300万石台も割り込んだ。新たな飲酒層の開拓がより急務の課題で、4月からの新年度は“冷や”の飲み方訴求で夏場の需要喚起に一段と積極策。女性や若い世代へのアピールを進めたい。

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2017年5月16日