日清オイリオグループ

「中鎖脂肪酸」研究発表/認知症に与える改善3症例/客観的・定量的測定と日常観察から/第18回日本認知症ケア学会大会で

 日清オイリオグループは、5月26~27日に開催の第18回日本認知症ケア学会大会(沖縄県宜野湾市)で、中鎖脂肪酸の新たな研究成果として、認知症の改善効果の測定と解析結果、及び症状の具体的な改善内容に関する3件の症例を発表した。これは、中鎖脂肪酸の継続摂取により次の三つの傾向が認められたとする内容。①介護老人保健施設に入所している認知症者の改善症例として食や身だしなみなど、日常生活動作に改善傾向②若年性認知症専門デイサービスに通う60歳代男性の改善症例として表情分析などで笑顔の増加③介護老人保健施設に入所している認知症者3名の改善症例ではうち1名に表情分析などで笑顔の増加がみられた。引き続き、認知症に関わる中鎖脂肪酸の健康機能について、その有効性を明確にする臨床研究を進める予定。

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2017年6月23日