スーパー8社の5月販売実績

既存店ベース前年比99.1%/「GW」「母の日」商戦は堅調/酒類 法改正で駆け込み需要

 スーパー8社の5月度販売実績が出揃った。8社計の総売上高は2356億77百万円で前年比98・3%(既存店ベース99・1%)と実績割れ。GW商戦や母の日商戦は堅調推移とする声が多く聞かれたが、アニキサスの健康被害報道の影響を受けて「水産」が落ち込む企業が多数見られた。また、酒類の法改正前の駆け込み需要により「最終週はビール類150%の伸び率」という声も。6月の状況だが、酒類は駆け込み需要の反動減で若干厳しい状況。ただ「徐々に反動は緩やかになりつつある」としており、影響は限定的なようす。梅雨入りするも雨の日が少なく「客数」も安定。ただ、青果の相場に影響するとの指摘もあり、このあたり今後の動向を注視する必要がありそうだ。

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2017年6月27日