キユーピー

17年11月期 連結営業益310億円へ/サラダ調味料、サラダ・惣菜、物流事業がけん引/北米、原料調達見直しで逆風克服/十勝コーン生産再開 レトルトパウチで

 キユーピーの長南収社長は、17年11月期の上期連結業績にふれ「前期の会計処理変更で生じた減価償却費の一括償却がなくなったのを考慮すると、きびしい状況と認識している」と総括、通期事業計画について説明した。タマゴ事業苦戦の主因である北米鶏卵相場下落は当初予測より長引き、下期もきびしい状況が続く。国内ではサラダ調味料、カット野菜・惣菜など既存品、新商品の売り上げ増や付加価値商品へのシフトで、営業利益は310億円(前期比12億円増)を見込む。海外は「現地通貨ベースでの成長を着実に追いかける」とし、海外売上高417億円(現地通貨ベース13%増)、営業益22億円を計画。

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2017年7月7日