清酒大手

主力パック、秋需へ攻防激化/相次ぐリニューアル/6月は仮需反動で7・3%減/改正酒税法、値上げの影響続く

 清酒の6月課税数量は、日本酒造組合中央会の概数で前年比7・3%減の3万4800kl(約19万3000石)となった。公正な取引基準に関する改正酒税法施行前の5月が仮需で6・6%増、6月はその反動があり、1~6月の上半期は1・3%減の23万4020kl(約130万石)で折り返した。大手メーカーが主力とする低濃度パックの店頭価格上昇の影響が7月も続いている様子で、秋からの需要期をにらんでパックの強化策が目立つ。ブランド力を高め、改めて消費喚起につなげていきたい局面である。

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2017年8月8日