九州本格焼酎協議会

第74回通常総会開催/総会決議「租特87条恒久化」を強く要望/海外戦略のさらなる支援も/本坊松美会長を再選

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 九州本格焼酎協議会は第74回通常総会を9月27日、鹿児島の城山観光ホテルで開催。総会決議として「租税特別措置法第87条の恒久化を図ること」「インバウンド対策を含めた海外戦略を積極的に推進するための必要な支援策を継続すること」を、満場一致で採択した。とりわけ、酒税軽減を定める租特87条は平成29年度末(2018年3月)までの適用期限が迫り、「仮に廃止されるようなことがあれば、資金力の弱い中小零細メーカーの多くは赤字経営に転落、将来的に廃業の憂き目を見ることは明らか。ひいては九州の文化である本格焼酎そのものが崩壊する恐れすらある」と訴えた。また、任期満了に伴う役員改選では、本坊松美会長(鹿児島)の再任を決めた。

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2017年9月29日