ビール課税出荷

1~9月で97.6%/公正取引見直しも影響/7~9月は95・8%に/年末へ追い込み 歳暮はプラス計画

 ビールメーカー5社(アサヒ、キリン、サントリー、サッポロ、オリオン)の2017年1~9月ビール類課税出荷量は、前年同期比97・6%の2億9576万ケース(大瓶換算)となった。8月の最盛期に首都圏をはじめ東日本での低温・長雨や、6月の酒税法改正による公正取引基準の見直しで店頭価格が上昇したことなどが影響した。7~9月でみると、同95・8%と下げ幅が大きくなっている。年末へ向けて、開幕した歳暮ギフトで各社実績プラスを計画するなど、追い込みが注目される。

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2017年10月13日