活路を探る2大流通グループ

17年3~8月はともに増収増益

 セブン&アイ・ホールディングス、イオンともに17年3~8月連結業績は増収増益を達成したが、総合スーパー事業の苦戦は続き、スーパーマーケット事業の利益も低下した。今後、中食ニーズの高まりや人手不足、ネット通販企業の食分野強化など、取り巻く環境が厳しさを増すなかで、両社ともさまざまな施策を展開し、リアル店舗の可能性を追求する。セブン&アイは、ビッグデータの高い分析力を持つアスクルと顧客情報の解析に挑む。イオンは、提案力強化、ローコスト、専門性の追求など多様な事業展開のなかから、次なる成長の糸口を探る。

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2017年10月17日