食品卸業界

2018年1月1日増刊号1集/ 問屋の共同配送元年!!/ 深刻度増す物流費高騰と人手不足/ 待機時間料等新たに規定/ 違反行為は荷主名公表/ 成長領域は生鮮・デリカ 機能の拡充競争に 介護・病院給食が急拡大

 食品卸業界は今年も物流費と人手不足が大きな継続的な経営課題となり、深刻度は増す一方で「卸の共同配送元年」となりそうだ。売り上げ規模は国分グループ本社が18年12月期で計画の2兆円を達成すると“2兆円メガ卸”は3社となり、加藤産業は9月期1兆円を見込む。成長領域である生鮮、デリカ、外食のほか急成長するEC(電子商取引)への対応、海外展開も加速しそうだ。収益力強化につながる原料調達から製造卸機能、海外ブランドの総代理店など、それぞれの得意分野で差異化を推進していく。

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2017年12月29日