「農林水産物・食品」輸出額1兆円、早期達成へ

2018年1月1日増刊号4集/消費者目線、オールジャパンで戦略化

 農林水産物・食品輸出総額1兆円目標の達成を1年前倒し2019年に据え、輸出拡大戦略が加速する(16年実績7502億円)。日本食の普及、インバウンドの増加、GDP世界3位に位置しながら、農産物輸出額では世界60位という現状から、輸出の高みを目指す。農業競争力強化プログラムに基づき、昨春発足したJFOODO(日本食品海外プロモーションセンター)がオールジャパンによる市場の創造を訴え、マーケット・インの発想による産品・製品の選択と訴求を強調する。まず第1次取り組みでは、日本酒・日本ワインなどアルコール飲料、米粉、緑茶、和牛、水産物など7品目で戦略を策定、順次実行に入る。

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2017年12月29日