大手食品卸

17年度業績

CVS・SMとの取引拡大/ 大口帳合移動も/ 低温食品1兆円超が2社に/ 重い物流費増加 改正酒税法、収益に貢献/ 新たな収益事業を模索

 大手食品卸の17年度(12月期、3月期)業績は主要得意先のCVSやSMとの取引拡大もあり増収を達成。強化している低温食品は日本アクセスに次いで三菱食品がセグメント別で1兆円を初めて突破した。物流費は効率化を進めているものの、引き続き収益圧迫要因。改正酒税法により酒類の利益は改善したが、帳合移動も多く(酒類)売り上げに与えるインパクトは大きかった。各社とも物流を含めた合理化、生産性向上の取り組みを継続強化、成長分野の拡大や新たな収益事業も模索する。

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2018年6月1日