2019年1月1日増刊号3集
次世代型チェーンストアの事業モデル構築へ
イノベーションを起こせ!／ 調達・加工・物流の仕組みを再構築／ スマホ決済にむけアプリに注力／ ワークショップで一人ひとりの“力”を活かす
かつてセルフサービスなどのイノベーションにより、食品流通に革命をもたらしたチェーンストア業界。社会構造が大きく変わり、食を取り巻く環境が激変する今、新たなイノベーションが求められている。そこで、チェーンストア各社は次世代型の事業モデルを構築すべく、さまざまな施策を推し進めている。生鮮調達の仕組みを再構築し、加工センターではロボット化を推進、物流システムの刷新を図る。売り場では即食商品の強化やイートインスペースの拡充を進めるほか、セルフレジの導入などで省力化を推進。無人店舗の実験も始まっている。アプリやスマホ決済の普及に注力するとともに、ビッグデータの活用に向けた基盤づくりにも取り組む。こうして市場の変化に対応した新たなチェーンストアの姿を求め、飽くなき挑戦が続いている。
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