低アルコールRTD

18年は2億ケースの大台乗せ

11年連続成長、今年も2ケタ増の見込み/ サントリー「―196℃」首位ブランドに/ ストロング系中心に多彩な展開で攻防

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 低アルコールRTDは、2018年の総市場が前年比112%の2億492万ケース(250ml換算)と推定(サントリースピリッツ)され、初めて2億ケースの大台に乗せた。11年連続成長で、今年も110%の2ケタ伸長が見込まれている。18年はブランド別で、サントリー「―196℃」計が107%の4032万ケースと首位に立ち、2位になったキリン「氷結」計は100%の3880万ケース。低アルRTDは17年6月の酒税法改正によるビール類の店頭価格上昇で、ビール類からの流入が加速したとみられ、今年も10月の消費増税で同様のシフトが予測されている。もちろん、多様な味わいの商品群でニーズをとらえているのが一番の強み。高アル分野のストロング系中心に、今年も多彩な展開で攻防が注目される。

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2019年1月29日