ドレッシング商戦開幕

高まる野菜摂取、サラダの主菜化で成長続く/ 家庭用市場760億円規模に/ 汎用調味料へ“つゆ”“たれ”用途提案も/ 健康機軸オリーブ油・アマニ油、果実酢系など

 家庭用調味料群の成長種目、ドレッシング売り場を巡るフェース取りが一段と熱を帯びそうだ。野菜摂取に対する意識の高まりで、カットサラダ需要が拡大傾向を続けるだけにドレッシングの商品開発にも拍車がかかる。ことし発売60周年を迎えるキユーピーは、基幹商品の拡充、“汎用調味料”への育成を重点方針に掲げているが、ドレッシングを“たれ・つゆ”として使う用途提案は市場全体に拡大しそうな勢いだ。一方、ハーブ&ソルト、オリーブ油、アマニ油などによる新たなサラダ調味料の提案や新規参入による商品展開、1~2人世帯の増加による140~160ml小容量商品の増勢など、話題の多い春商戦の幕開けとなった。

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2018年1月23日