清酒「生酒」

火入れせず、華やかな香り/ 「フレッシュ感」トライアル層から好評/ 大手も参入 チルド物流活用

 生酒が好調だ。日本酒造組合中央会の統計によると15年3万9357kl、16年4万18kl、17年4万914klと伸長傾向にある(生貯蔵酒、生詰酒含む)。とりわけ全く火入れをしない「本生」が期待を集める。かつては一部愛好家向けの商品だったが、最近では大手流通業も注目。チルド流通網を活用して量販店での展開をすすめ、これまで日本酒に親しんでこなかった世代にアプローチをかける。

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2018年3月27日