東京地区の百貨店中元ギフト(大丸松坂屋百貨店、髙島屋)

こだわり商材自家需要狙う

送料政策模索続く/ 消費増税はや懸念の声

 東京地区百貨店の店頭でも中元ギフト商戦が幕を開けた。各社は中元カタログ巻頭のこだわり商品の訴求に力を入れている。提案も、従来の「特に大切な方に贈る」というニュアンスから、「自分のために贈る」という色合いにシフト。百貨店ならではの価値の訴求と、買上点数の維持・向上を図る。懸案の送料では改定に踏み切りつつ、同時に割引率の調整も行い割高感を抑える動きも見られる。その一方で、通常の売り場での送料は値上げしたが、中元では従来通りを維持する社もある。

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2018年6月8日