「平成30海苔年度」スタート

前年度増産も依然高値相場

11月にかけた海況に注目/ 営業努力で新値浸透/ 新事業などで国内市場を活性化

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 平成30海苔年度がスタートした。国内最大産地の九州有明海をはじめ瀬戸内、東海などの全国各産地で海苔漁が始まっており、11月あたりから各漁場では一番海苔が摘まれ、12月の年末にかけ需要はピークを迎える。このところの市況だが、前年度は生産量こそやや持ち直すも相場は依然高止まり。今年度もやはり生産量が焦点で、生育に適した環境になるかどうか、関係者は海況を見守る日々が続く。海苔加工メーカーは価格改定を乗り越え、国内市場活性化へ新規事業立ち上げなどで勢いをつける。

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2018年9月28日