食品卸

第2四半期&9月期業績

止まらない物流費上昇 効率化策と「いたちごっこ」/ 地震・豪雨 臨時対応で経費増 廃棄損も/ 加藤産業1兆円卸に/ 新しい収益の柱 育成急務

 食品卸企業の18年度第2四半期(4~9月)と9月期決算が出揃った。組織小売業との取引が順調に拡大して売上高は成長しているものの、物流費をはじめ人件費の上昇が止まらず、配送や庫内作業の効率化策も追い付かない「いたちごっこ」(森山透・三菱食品社長)が続いている。生鮮・デリカ・外食の収益力向上に加え、新たな収益事業の育成が急務となっている。加藤産業は売上高で初めて1兆円を突破した。

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2018年11月20日