ビール大手

新ジャンルで競争激化

4社計4・4%増計画/ “ニアビール”で新ブランド続々/ 本格・キレで上昇気流乗る

 ビール大手4社の2019年事業方針が出揃った。10月に消費税率が引き上げられることで、消費者の節約志向がいっそう高まると予測。サントリービール、アサヒビール、サッポロビールは、より味わいをビールに近づけた新ジャンルのブランドを新たに投入する。ターゲットは昨年大ヒットとなったキリンビールの「本麒麟」で今年はリニューアルを実施。各社“ニアビール”の世界で競り合う。またその一方、2026年のビール類酒税統一を見据え、減税されるビールへの集中投資をさらに進める。

会員登録に進む
続きを読む(会員限定)

2019年1月29日