国税庁

平成29酒造年度 清酒の製造状況

製造場数、数量とも微減/ 特定名称酒の数量は1・4%増/ 純米酒、純米吟醸酒が近年大幅増

 国税庁は、平成29酒造年度(29年7月1日~30年6月30日)における清酒の製造状況等の調査結果をまとめた。対象期間中に清酒を製造した場数、全体の製造数量ともに前年度と比較して微減。一方で特定名称酒の製造数量は微増となり、全体に占める割合は上昇傾向。とくに純米酒、純米吟醸酒は、平成25酒造年度比で純米酒は約20%増、純米吟醸酒は約50%増と、製造数量が近年大幅に増加している。原料米の使用数量はほぼ横ばい。平均精米歩合もほぼ横ばいだが、純米吟醸酒は低下しており、より精白されている傾向にある。

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2019年3月26日