無菌包装米飯

川上の増産体制構築進む

年々増える需要に対応/ 川下では3~5食パック主流に/ コメ離れの救世主となるか

 無菌包装米飯市場の拡大が続いている。2018年度の生産量は17万218t(前年比5・7%増)と過去最高を記録(食品産業動態調査)。メーカー各社も需要増に対応するため、設備投資を強化する動きが目立つ。背景にあるのは、食生活の変化から、常食として無菌包装米飯を利用する消費者が増えている事だ。今後も引き続き、市場は成長すると予測されており、日本のコメ消費活性化に期待が高まる。

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2019年4月16日