有力スーパーマーケット 2月期業績

仕入統合や商品開発で粗利改善

ライフ セイノーとネットスーパーで連携/ U.S.M.H 新業態開発を推進/ アークス バローなどと商品開発を検討

 ライフコーポレーション、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)、アークスの有力スーパーマーケットの19年2月期業績をみると、各社とも粗利益率が改善した。人件費や物流費などコストが上昇するなか、それを吸収するためグループ内の仕入統合や独自商品の開発など利幅の確保につながる政策を推進し、その成果があらわれた。ただ、第4四半期に入り消費の落ち込みがみられ、先行きは不透明感が強い。20年2月期は、各社とも、ネットスーパーの強化や新業態の開発、アライアンスの推進など、新たな時代への対応を加速させる。

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2019年4月19日