日本加工食品卸協会

「物流問題と軽減税率への対応」

トラック運転手不足 物流コスト上昇/ 事前出荷情報で検品レス/ 「入荷受付・予約システム」導入へ/ パレット納品要請/ 軽減税率対応 準備開始済み

 日本加工食品卸協会(=日食協)の奥山則康専務理事が「2019年度ファイネットユーザー会」(21日開催)において「加工食品卸売業の課題と方向性~物流問題や消費税軽減税率制度に対する取組み~」のテーマで講演。ドライバー不足を背景に事前出荷情報(ASN)活用による検品レス、パレット配送、荷待ち時間改善の実現に向けた業界標準「トラック入荷受付・予約システム」の導入などをメーカー側に協力を要請した。「消費税軽減税率対応 企業間取引の手引き」を作成、リベート税率についてまだ理解が進んでいない点を課題として、取り組み状況を話した。

会員登録に進む
続きを読む(会員限定)

2019年5月28日