日本製粉

国内初デュラム小麦普及へ

「セトデュール」栽培法確立/ 純国産デュラム“瀬戸内生まれのスパゲッティ”実現/ 農水省「イノベーション創出強化研究推進事業」の成果事例に

 日本製粉は、国産のデュラム小麦品種“セトデュール”の栽培とそれによる純国産パスタ“瀬戸内生まれのスパゲッティ”の開発に成功した。これは、農林水産省の「イノベーション創出強化研究推進事業」の成果事例である。“セトデュール”は、海外のデュラム小麦を掛け合わせた、国内初のデュラム小麦品種である。「品種開発から農場へ、そして食卓へ」のスローガンの下、日本生まれ日本育ちの原料で、国内生産のパスタ“瀬戸内生まれのスパゲッティ”を実現した。パスタ食の選択肢を広げることにつなげている。同省は、18日に農業・食品産業分野の研究成果事例としてコメの品種改良、マグロの養殖関係とともに発表した。

会員登録に進む
続きを読む(会員限定)

2019年6月21日