消費増税へ“待ったなし”

軽減税率で内食需要拡大か

次世代惣菜「フローズンデリカ」に脚光/ 即食・時短・簡便・ロス軽減に対応/ 酒類では仮需取り込む動き

 5年半ぶりとなる消費増税まで3カ月を切った。増税後は、軽減税率が適用されることや、折からの節約志向や即食・時短・簡便志向の高まりを背景に、内食や家飲みといった“ウチナカ”志向がより一層顕著になるとの予測がされている。それに対応できるのが、即食・時短・簡便・美味・ロス軽減を兼ね備えた商品群で、“次世代惣菜”とも呼ばれるフローズンデリカなどもにわかに脚光を集めはじめた。一方、10%へと増税となる酒類では増税前仮需を取り込もうとの動きがすでに始まっている。

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2019年7月9日