ビール4社 上半期販売数量

新ジャンルのみプラス

「金麦」がトップに/ 「本麒麟」勢い続く/ ビール類計は7年連続減少/ サントリー過去最高

クリックで拡大

 ビール4社の上半期(1~6月)販売数量が10日までに出揃った。総市場はビール類合計で前年比97%と推定され、新ジャンルのPB込みでは99%。7年連続で実績割れとなった。ビールは96%、発泡酒は92%、新ジャンルは101%(新ジャンル込み105%)と推定され、新ジャンルのみがプラス。新ジャンルはサントリービールの「金麦」ブランドが、新商品「金麦〈ゴールド・ラガー〉」の好調で、キリンビール「のどごし」ブランドを抜いて新ジャンルでトップになった。キリンビールは「本麒麟」に引き続き勢いがあり、新ジャンル合計ではトップをキープしたとみられる。メーカー別ではキリンビールとサントリービールがプラス、アサヒビールとサッポロビールは実績割れで明暗を分けた。サントリービールは過去最高となった。

会員登録に進む
続きを読む(会員限定)

2019年7月16日