雪印メグミルク

秋季商品施策

市乳部門、機能性表示食品で強化/ 発酵乳・乳飲料でアレルギー、ストレス緩和へ/ スモークチーズ、主力スライス・6Pに/ 業務用、ラクレット器具不要のチーズも/ オステオポンチン新配合、調粉発売

 雪印メグミルクは19年秋季施策で、ヨーグルト、乳飲料の機能性表示食品を重点展開する。独自の乳酸菌『乳酸菌ヘルベ』使用で目鼻のアレルギー反応を緩和するドリンクヨーグルト(別稿)はじめ目の調子をサポートする「ルテインのむヨーグルト」、ストレス・疲労感緩和の「GABA乳飲料」を順次発売する。スモークブーム定着を受け、主力スライス、6Pチーズにスモーク味をラインナップ、両カテゴリーの活性化を図る。チーズ技術をいかしたチルドデザート、業務用製品の普及に注力する。新商品発表会で、板橋登志雄常務執行役員が商品開発の方向性について市乳では健康とおいしさ、乳食品ではチーズ市場の活性化を挙げた。市乳、乳食品、業務製品各部門担当者が商品施策を説明、雪印ビーンスタークは第3回母乳調査に基いた母乳の新たな免疫成分オステオポンチンについて講演、これを新配合した育児用粉ミルクを先月発売した。

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2019年8月6日