勢いづく低アルRTD

9月は122%、消費増税仮需で上乗せ

こだわりのレモンサワーに関心一段と/ 年末へ活発な商品展開続く

クリックで拡大

 低アルコールRTD市場は、9月のメーカー販売数量で前年比122%と推計(サントリースピリッツ)され、順調な拡大基調に加えて、消費増税前の仮需上乗せで高伸長を引き出した。1~9月は前年比112%の1億6871万ケース(250ml×24本換算)と推定されている。10月以降の動向が注目されるが、力強い消費に支えられて、メーカーでは「仮需反動がどれだけというより、出足から順調をキープしている」とする。新商品・限定品を引き続き活発に投入し、年末に向けて、ますます間口・需要の拡大を図っていく構えだ。コカ・コーラシステムが九州先行で発売していた「檸檬堂」が、この28日から全国展開に入ることも話題。こだわりのレモンサワーに関心が一段と高まるのは必至だ。

会員登録に進む
続きを読む(会員限定)

2019年10月18日