乳業大手4~9月期連結業績(雪印メグミルク)

価格改定効果、合理化で営業増益

チーズ、海外事業も収益を後押し

 牛乳類、ヨーグルト、アイスクリームなどの値上げを実施した乳業大手の4~9月期連結業績は増収、営業利益で増益を確保。価格改定効果は全般に順調に浸透したが、7月の天候不順でアイスは苦戦。牛乳は収益重視の取組みで堅調、ヨーグルトは企業、カテゴリーでバラツキはあるものの市場全体としてダウントレンドから脱し切れていない。原材料費、物流費等のコスト上昇を価格改定効果、合理化努力で吸収、チーズの伸長や好調な海外事業も収益に貢献した。

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2019年11月12日