食品卸上期業績

重い物流費の上昇

追い付かない効率化/ 伸びないトップライン/ CVS出店減/ 増える見積合わせ/ メーカーは翌々日納品へ

 主要食品卸の2019年4~9月期業績(加藤産業は19年9月期)は物流費の上昇が効率化のスピードを上回り収益を圧迫、利益成長が難しい状況。出店にブレーキがかかったCVSの売り上げ増加は期待できなくなり、見積合わせによる帳合移動の金額規模も大きくなっている。消費増税を控え9月の酒類は仮需もあったが、10月は減少、東日本では大型台風が毎週襲来、通期業績予想では一部卸は減益を見込む。

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2019年12月10日