ビール4社販売数量

11月ビール類計は6%減、仮需反動続く

新ジャンル牽引、前年並み確保/ 累計で2%減、年間着地に注目

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 ビール4社の11月ビール類販売数量は、消費増税仮需の反動が続き、ビール類合計で前年比6%程度の減少と推定されている。PB込みでも6%程度減とみられる。ビールは約8%減、発泡酒は約11%減、新ジャンルは前年並み(PB込み約2%減)と推定。1~11月はビール類合計で2%程度の減とみられている。新ジャンルが市場をけん引、11月単月でキリン「本麒麟」が引き続き好調で32%増と大幅伸長。サントリー「金麦」ブランドは1%増と市場のトレンドを上回った。サッポロ「麦とホップ」は単体で前年並み、アサヒは「極上〈キレ味〉」が寄与して新ジャンル計で実績確保した。12月も仮需反動の影響が下旬頃まで残るとの見方もされているが、中旬の気温上昇はプラス要因。年間着地が注目される。

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2019年12月13日