ビール4社 20年事業計画

プラス目標掲げて攻勢

酒税改正、主力ブランドに一層の磨き
<アサヒビール> 「スーパードライ」浮上ねらう/ 特別な飲用体験の機会拡大

 ビール4社の2020年事業計画が9日までに出揃った。ビール類の市場見込みを対前年2~4%程度の減少と推定する中、各社プラス目標を掲げて攻勢をかける。10月の酒税改正が大きなターニングポイント。第一段階でビール減税、新ジャンル増税が行われ、最終26年にビール類の酒税が一本化される。ビールに追い風はもちろん、新ジャンルも価格優位性は残り、おいしさ価値で勝負という認識。勝ち残るのは上位ブランドとの見方は一致しており、各社主力ブランドに一層の磨きをかける戦略でスタートダッシュをねらう。

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2020年1月14日