大手流通グループ

“アフター・コロナ”にむけた新戦略構築へ

存在感増すスーパーマーケット業態/ 家族団欒の食卓がターゲット/ 加速する“ラストワンマイル”戦略/ 店舗従業員へのサポートも強化

 新型コロナウイルス感染拡大が進むなか、イオン、セブン&アイ・ホールディングスの2大流通グループは、新型コロナ終息後の“アフター・コロナ”市場への対応にむけ、新たな戦略の構築にむけ動きだしている。家族団欒の食卓や家庭内調理に、あらためて価値を見いだす生活者が増加するなかで、スーパーマーケット業態の役割を再評価。一方、外出自粛が広がりとともにネット通販の利用が拡大しており、両グループとも“ラストワンマイル”戦略を加速させたい考え。なお、20年2月期業績は、イオンは増収、営業増益だが経常益は減益。セブン&アイは減収増益となった。

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2020年4月14日