CVS大手4社

20年2月期決算

既存店強化が増益に寄与/ 加盟店支援拡充 廃棄ロス削減や奨励金/ デジタル戦略取り組み加速/ ミニストップ新規事業モデル構築

 コンビニエンスストア大手4社の2020年2月期決算は、セブン‐イレブン・ジャパン、ファミリーマート(IFRS)、ローソンが営業増益。客数減が続く中、商品力強化など既存店日販向上の取り組みが奏功した。加盟店利益向上に向けた廃棄ロス削減、人手不足に対応した省人化設備導入や時短営業の実験を開始、21年2月期は取り組みを本格化する。スマホの独自アプリを活用した販促や他社と提携したポイントサービスによる誘客などデジタルの取り組みの強化も計画。ミニストップは新規事業への注力と、新フランチャイズモデル策定を進める。

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2020年4月28日