外食業界

4月過去最悪 前年同月比60%

居酒屋壊滅的打撃 9割減/ 5月も同水準か/ JF 「COVID‐19」対応ガイドライン作成/ 「Go To EATキャンペーン」7月目途に

 4月の外食業界は、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の影響を3月以上に大きく受け、深刻な事態となった。緊急事態宣言により、外食店舗は全国的に営業時間を短縮。休業する店舗も増え、営業を続ける店舗でも客数が大幅に減少。日本フードサービス協会(JF)によると、外食全体の売り上げは前年同月比4割ダウンと過去最悪。なかでも「パブ」「居酒屋」は9割以上減の惨状となった。5月も引き続き同様の水準で推移すると予想される。緊急事態宣言が解除され、人出も増える6月にどれだけ立て直せるかが重要。こうした中、同協会は「外食業の事業継続のためのガイドライン」を5月14日に策定。店舗営業に必要な取り組みを具体的に提示した。また、政府は7月下旬を目標に「Go To EATキャンペーン」を展開。プレミアム付き食事券などで需要喚起を図る。

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2020年5月29日