東京地区百貨店 中元ギフト

<髙島屋><大丸松坂屋百貨店>

受注、ギフトセンターからWEBへ/ センターでは安全対策実施/ 缶詰・レトルトの伸長予想

 非常事態宣言の解除を受けて、東京地区の百貨店も5月末から順次全館で営業を再開した。ギフトセンターは感染防止のため、試食や販売員からの積極的な接客などを中止。インターネットを利用した待ち時間を確認するシステム導入、受付カウンターや通路幅を拡張するなど3密を防ぐ会場作りに取り組んだ。会場での対策に加え、自宅からのインターネットショッピングの利用を推奨し、各社WEB売上の伸長を見込む。利便性や割引特典、送料優遇、取扱商品数の多さから20歳~30歳代を中心に近年利用が増加しており、今年度は外出自粛によるECの利用増を背景に伊勢丹、大丸松坂屋、東武百貨店、東急百貨店で前年比2ケタ以上の売上伸長を予想する。人気商品予想では、洋菓子、ビール、ハム、素麺など定番品に加え、巣ごもり需要や防災用として缶詰、レトルト食品が挙げられた。

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2020年6月5日