ビール4社販売数量

5月ビール類、13%程度の減少

緊急事態宣言解除で業務用に回復傾向/ 新ジャンル、健康系商品好調/ 新商品の上方修正も相次ぐ

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 5月のビール4社の販売数量は、業界の推定でビール類計が前年比13%程度の減少となった。新型コロナの緊急事態宣言が解除される中で、4月の21%減から減少幅が抑えられ、業務用に回復傾向がみられる。家庭用は節約志向、健康志向の高まりで、新ジャンルや糖質ゼロ系・オフ系商品が好調。新ジャンルの新商品も動きがよく、年間計画の上方修正が相次ぐ。5月のビールは40%減、新ジャンルは14%増、発泡酒は2%増と推定。1~5月のビール類は11%ほどの減少とみられ、ビールは28%減、新ジャンルは5%増。6月は最盛期に向かう中でどの程度の減少に抑えられるか注目である。

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2020年6月12日