パスタ

スパゲッティ人気続く

国産家庭用相変わらず品切れ店も/ ウィズ・コロナでも伸びキープか/ 総需給更新なるか後半注目

 パスタは、3月辺りからの巣ごもり生活の中で改めて見直された。ことしの上期は量販店の売場でスパゲッティは品切れの棚が目立つ半面、マカロニは潤沢に並んでいるケースがよく見かけられた。下期入りの7月だが、依然としてその状態の店もまだある。パスタの4~5月の国内生産は、前年同期比で家庭用2ケタ増、業務用1ケタ減、トータル2ケタ増産。家庭用はスパゲッティが30%以上増、マカロニは10%以上減である。増産しても間に合わないものと、減産でも間に合っているもの、同じパスタでも好対象である。ウィズ・コロナの新生活スタイルが食生活面でどうなるのか。パスタ需給が一段落するのは必然だろうが、伸び足がどの程度の歩留まりになるのか、今年後半の動向が注目される。

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2020年7月10日