関東地区SMの秋冬酒類販売戦略

オオゼキ

高まる健康志向、機能系に期待/ 酒税改正後もワイン強化/ 20年3月~6月酒類売れ筋トップ3

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 関東地区スーパーマーケットの酒類販売戦略は、各社とも秋以降も新型コロナの影響により、大容量や健康志向の高まりによる機能系商品の伸長が継続すると予想し対応を強化する。コモディイイダでは、大容量ワインの販促と単価アップを図り、9~12月は酒類全体で既存店前年比4~5%増を計画。マルエツは、家飲み傾向や機能系商品の伸長継続に期待する。10月の酒税改正については、消費税増税ほどインパクトはないとみて、価格が上昇する新ジャンル、ワインも前年を上回る販売計画で臨む企業もある。3~6月の売上高は、前年比2ケタ増と好調に推移した企業も多い。オオゼキは好調のワインが25%アップし、引き続き微発泡ワインの強化を図る。マルエツは大容量などの販促強化でウイスキー21・7%増、ワイン19%増と大幅伸長。フレッセイはビール類・RTDの6缶やケースなどが伸びた。

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2020年8月11日